この写真を見て今回気づいたのだが、自分ではこういうものが撮りたいと思っている。
構図と色の配置と光、露出、DoF、被写体もテーマも、パーフェクトくらいに好き。
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先日たまたま通りかかった外苑西通りで久しぶりに見て気になったので、
前々から撮りたかった場所を撮りに行くことにした。
場所は西麻布。
何度か書いている通り、山越えが必要で、出かけるには決心がつきにくい方角。
今回は電車も含めて色々ルートを考えてみたが、やはりどこから行っても遠い。
犬のこともあり以前ほど時間に余裕がないので、タクシーで行くつもりで家を出たが、
結局電車で青山一丁目まで行き、目的地まで歩くことにした。
クリスマスイブにしては、街の賑わいも盛り上がりも、ほとんど感じられない。
それは時間帯のせいなのか風もある寒さのせいか、回復しない景気のせいかは不明。
青山通りを表参道方面に進み、南青山3丁目の交差点を左折して西麻布へ。
駅から目的地までブラブラ撮り歩いて1度間ほどだっただろうか。
青山セントラルアパート。子供心におしゃれな建物だという認識があったが健在。
とはいえ、この古さを見る限りいつ取り壊されてもおかしくはないだろう。
2枚めの写真は分かりづらいが、道の先までズラッとマンホールが続いている。
セントラル裏の道と路地はずいぶん暗渠になっているようだ。
いよいよ目的地に近づく。
以前にも一度二度、足を踏み入れたことはあったのたが、その頃はまだ人の気配があり、
かつ、撮りにくい雰囲気が漂っていたので保留にしていた場所。
今回は隣接する土地にすでに何かが建築途中で、
私が撮りたかった一群の家屋にも、人が住んでいる気配はほとんどなくなっていた。
本当に小さな区画だが、まさに死んだ町の空気になっていて驚いた。
フィルムは2本持っていて余るのが嫌だったので、ちょっと無駄めに写していたら、
この目的地周辺での枚数が予想以上にかさみ、なんと足りなくなるという事態。
しかも何の気なしに入れたエフィニティではどう見てもこの景色は描写不足。
できれば年末年始の静かな時を選んでリベンジしたい。
その時は、やっぱりビスタだろうか・・・。
枚数が多かったので、本サイトのアルバムは1と2に分けた。
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この狭い一角の、本当に真隣の区画で建設が始まっていて、
おそらくここも、来年には取り壊されてしまうだろう。
その前に、もう少し撮っておきたい。
近づく死神の足音を聴きながら、その鎌の先をかすめて・・・
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アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。携帯サイトはこちら↓
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