浮き船
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見慣れた川、見慣れた公園の親水スペースに、見慣れない小船が。
ほとんど流れのない川に浮かぶ姿は、不思議で静かな光景だが、
同時に、子供の頃に私のだんなさんや幼馴染みたちが
この川でこんな船に勝手に乗り込み、渋谷に上陸した時点で
警察が待ち構えていたという笑い話を思い出さずにはいられない。
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めったに使わなくなったがベビーや花火でわりと続けて出番のあった55。
オートでしかもズームは本当に便利で、久しぶりに普通の散歩にも持ち出して
みたものの、時間や天気に左右されてやはり細切れになってしまった。
ほとんど何も考えなくても、とっさに撮れるというのは本当に楽なもので、
ずっとこれを使っていたらマニュアルに戻れなくなるのではと思うほどだ。
28-135mmのズームだとけっこうな大きさと重さなので機動性はないが、
マクロが使えるので135mmのテレ側でも焦点距離50cmはありがたい。
f1:0.95/50mm(最短焦点距離100cm)、f1:1.2/50mm(最短焦点距離50cm)、
f1:1.4/85mm(最短焦点距離95cm)とこのレンズのf1:5.6/135mmで
被写体から背景の距離は同じ、それぞれ一番寄れるところまで寄ったとして
ボケの大きさを計算してみたら、開放値が明るい代わりに最短距離が長い
0.95/50のレンジファインダーを1とすると1.2/50、1.4/85がほぼ倍前後、
5.6/135では、3倍以上の大きさになることが分かった。
いつも悩む次回のバラは、久し振りにこのカメラ・レンズを使ってもいいかも。
8月18日に撮り始めたフィルムだが、序盤は結局家やごく周辺で数ショット。
そのあと24日に出かけた家具展の道中で、立川や昭島、高速を撮って終わる。
昭和記念公園に行って以来10年以上ぶりの土地だったが、
この日の時間のなさが本当に悔しいほど撮りたい場所の宝庫だった。
少し落ち着いたら、ぜひ次は写真目的で出かけたい。
帰りに高速に乗る頃には雨がぱらついていた。もう少し明るい時間が良かったのだが、
レンズをベビーに交換して撮っていると、なんと右前方に花火を発見!
若干渋滞気味だったおかげで、20分間以上、同じ方向に花火がほぼ丸見え。
いつも思うのだけれど、知らずに通ったりして遠くに見えた花火はとても得した気分。
しかもこの花火大会の花火、種類も構成もとても良かった。
雨も降り出していたし外は暑いし、車の中でこんな風に見られた方が、
会場に行くよりある意味ラッキーだと思うほど長い間見えていた。
残念ながら遠すぎて暗すぎるのでズームでは絶対無理だと思い、
一応ベビーでがんばってはみたがやっぱりそれも無理だった。
せっかく撮ったので、ここにだけでも没にした遠花火を。
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