路地裏の春 2016(34)
路地裏の春
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とはいえこのトップ写真は路地裏ではなく商店街の延長線沿いにあるお宅。
ここだけ切り取るとまさにタイムスリップですが、今まで気づかずにいました。
つい最近思い立ったことがあります。ここにも書いていますが、
私がフィルムで町を撮り始めて、この5月でちょうど10年目に入りました。
私が撮り続けている「古い町並み」は、それを撮り続けられる限り撮るつもりでいます。
ですからこの10年が長いと感じたことは一度もないのですが、
引っ越してからもうほとんど地元を撮る機会がなくなったこと、
撮りたくてももうほとんど地元には撮りたい風景が残っていないこと、
を考えると、
10年という区切りにかこつけて一度ここでフォトブックを作ってもいいのではと。
自分用に1冊でいいので、建物を主としてできるだけたくさんの写真を入れたいな…と、
最初からの写真を見返して選別を始めたわけです。
先は長いですが、1年かかってもちょうど満10年記念になりますし。
話は逸れましたが、その選別作業をしていて、この日はいいな、
と思った日はほぼキヤノン7(f0.95)か、アリアで撮っていることに気づきました。
(一番の愛機だと思っているF-1ではないのが甚だ心外)
この2~3年でレンズなども少し増えているので、
近々のものまで見比べるとまた違ってくるとは思うのですが、
とりあえず改めて、そんな目でアリアで撮って見てみたいとでかけたものの…。
結果は残念ながら、なんだかピンときませんでした。
実はアリアに関してはオークションで購入した時から不調があり、
二度ほど修理調整に出し、フォーカシングスクリーンも替えていただいています。
それでも原因不明の症状があったりと完全な状態になることがなく、
これは良くない個体に当たってしまったとずっと思いながら使ってきました。
それでことあるごとに2台目を検討し、探してもきたのですが、
どうもアリアはほかの色々な機種よりも状態のいいものが少なく、
かつ状態が良くなくても意外といい値段が付いている。
そしてヤフオクだとあまり購入したいと思えない誇大広告気味のショップが多い。
そんなこんなで買い替えるタイミングがつかめずに何年も過ぎていましたが、
今回はやっぱり新しくしたい。
がしかし、やはり検索してもいいものは高い。
そんな時です。
とんでもない強引さで新しいアリアを迎えることになったのは(つづく)
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34枚すべてはメインサイトにて。
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