袋小路(48)
Ded End Town
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生涯、は大げさでも少なくとも定年ぐらいの年代を過ぎるまでは
出ることになるなど夢にも思っていなかった地元を、2世帯4人、
プラス犬猫4匹で離れざるを得ない上に、時間の猶予さえない状況。
さらには24時間要介護の犬もいてその当時は本当に切羽詰まっていました。
区外に出ることなど考えたこともなかったので、どこを探せばいいのやら。
期限も迫る一方の中、それまで知りもしなかった場所の家を見たのがきっかけで、
その周辺に絞って探すことにしてから、徐々に光明が見えてきました。
駅前の商店街の大きさと、徒歩圏内の都立公園、そして何より住宅地が
以前の地元の雰囲気に似ているという点が主に気に入った要素でしたが
引っ越しが決まってから、その商店街がすでに再開発予定だということを知ります。
決定しているのは1つとはいえそのほかの計画も複数あり、
私が特に気に入っている一帯が決定している場所とのこと・・・。
これはショックでした。
私の中で、ここは小山町のようなイメージの場所。
住宅地と繁華街で全然違うのに、なぜかそういうイメージなのです。
そしてこの「路地裏の花たち」が、あの日まさに小山町からスタートしたように、
この場所が新天地での再スタートになりました。
小山町といえばいよいよまた「再開発」が「再開」されそうですね。
もう、私の好きだった、そして無条件に幸せだった時代の麻布界隈の風景は
ほとんど消えてゆこうとしています。
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アルバムはメインサイトにて。
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