with the Tokyo Tower(28)
大展望台より
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ずっと東京タワーのそばに住んでいるので、どこかへ出かけて帰ってくるときは、
タワーが見えると途端に『帰ってきた』実感がわいてほっとする。
東京タワーに限らずランドマークになる建造物のそばに住んでいる人は、
多かれ少なかれ同じような気分を味わったことがあると思う。
そばにいるという理由だけでなくタワーが好きなので、
散歩をしていると必然的に写真を撮る機会も多くなってしまう。
電波塔の役目を終えた今、改修で昼間のタワーはあまり見栄えが良くないが、
過去にない大規模工事らしく、それはそれで貴重な姿とも言える。
深夜に家の前に出ていると、上の方で作業している人の声や、
資材を運ぶ音などが聞こえたり、吊り上げられるのが見えたりする。
さらに、自宅の裏のビルが解体され、私が住んでいる建物からも、
40年以上ぶりにタワーが見えるようになっているため、引越しを前に、
タワーがより生活の一部として存在していることを感じている。
これは本家の屋上からのタワー。
まさに東京タワーの下に建物があるため、50mmではまったく全景が写せない。
今、うちから見えるタワーはこんな感じ。
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去年、散々熱中症になりかけて危ない思いをしたのを教訓に、
夏は軽量カメラで近所を撮るに限るという結論に達した今年。
せっかく治(直)ったOM-1のブラックを使ういいチャンスでもあるので、
3台同時進行していたうちの1台がこれ。
実は展望台に上ったときは意識せずにこのカメラを持って行ってしまったが、
気づけば入っているフィルムは常温期限切れで落札したコニカミノルタ。
そもそも夕焼けになりそうな空だったのを見て急いで行ったものの、
展望台に着くまでのたった5分の間になぜかほとんど曇りになってしまっていたし、
その上期限切れのフィルムではあまりいい写りは期待できないなぁと、
意気込んだ反動かそんなに撮る気になれず、そそくさと帰ってきたこの日。
スキャンした写真を見ると、このフィルムのピンク被りが悪くない。
まさにパレードやレインボーで撮ったような色合いになっているのだ。
さらに目に見えた劣化も色の被りだけで、アンダーになったり、
粒子の荒れがひどいわけでもないのは、元のフィルムが優秀だからか。
別の日、有楽町からの帰りに車から撮った空も、なかなか不思議な色できれいだった。
おまけ。お気に入りのサンダル。
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コメント
MoBlueさん
こんにちは^^*
ズイコーはあっさりした発色のノスタルジックな写りですよね。
中古でとにかく安いのをと探して買ったレンズですが、届いてみればほぼ新品でした。
このレンズを使うたびに、f1.8もいいな~と思うので、相性がいいのかもしれません。
コニカミノルタのフィルムがさらにいい味を出してくれたようです。
空は車の助手席からパシャパシャしてたので全然期待してなかったんですが、
すごくいい感じに撮れていて嬉しかったです。
投稿: ABBY | 2013/09/08 19:21
こんにちは
Zuiko Lensは、好みです。
イイ色きてますねー、作品もいい感じで、好みです。
投稿: MoBlue | 2013/09/07 11:08