通い慣れた道(31)
ひとりぼっちの木馬
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スキャンのプレビューで、やっぱり違うのである。
かといってプレビューは良かったのにスキャン画像はイマイチ、というものも少なくない。
そもそも小さければ小さいほどピントは立つし粗は目立たないのだし。
それでも7の画像は、スキャンしてもその落差がとても少ない。
まだ、撮る度に、現像に出してスキャンするたびに、
ちゃんと写っていなかったらどうしよう、という不安はいつもどこかにある。
しかしそれも程度の差こそあれ、7に限らず、どのカメラで撮っても同じだ。
フィルムで撮ることならではとも言えるし、それだけ自分の技術に自信もない。
このレンズの画は、とてもやわらかい。
ぐるぐるのボケはもちろん魅力的なのだけれど、
DoFを少し出たあたりの描写がなんともいえない繊細さで、大好きだ。
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この日歩いたのは、東麻布と麻布十番4丁目の裏にあたる、三田小山台。
多分、一番たくさんの写真を撮っている地域で間違いないだろう。
この通い慣れた道を気軽に歩けるのも、今年いっぱい。
来年にはわたしはここからいなくなる。
この日最後に、ずっと気になっていたカフェに立ち寄った。
想像以上に居心地の良い場所で、1枚残っていたフィルムで店内を撮らせてもらった。
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