Camera and lens test(30)
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オークションでプラナーを手に入れたのだが、カビ、クモリありのジャンク品。
メンテナンスに出すとちょうど同レンズ美品の相場と同じくらいの金額で落札した。
プラナーにはMMとAEがあり、AEは絞り優先AEとマニュアル露出に対応、
MMになるとAEの機能に加えプログラムAE、シャッター速度優先AEに対応する。
さらにこのあとにAEJ、MM(G)などと書かれているのは、Japan、Germanなど生産国。
当然、AEの方が先に作られたレンズなのだが、MMよりも写りが良いと言われ、
私はシャッター速度優先で撮ることはほとんどないのでAEで充分なのだが、
人によってはMMにAEのレンズを付け替えて使っているようだ。
この日のコースは、東麻布から環状三号線沿いに歩いて三田小山町へ。
それから二の橋を渡って仙台坂を上り、裏手を撮りながら有栖川公園へ。
そのあと元麻布を回って帰るという、定番のルートにした。
このレンズ慣れていないからなのか、ピントが甘い。
もしくは、レンズ自体のピントが若干後ピンなのかもしれない。
清掃もあわせてメンテナンスに出したいのだが、予算の都合で当分無理。
期限切れの兆候が出だしたウルトラの粒子の粗さのせいで分かりづらいが、
ボケ感、抜けはいいと思う。20番は絞って試してみたが、
それ以外は最大開放値の1.4で撮っている(PLフィルター着用)。
FDの1.4よりも明るい印象だった。
ウルトラの期限切れのテイストはそんなに好みではなかったのだが、
今回の写真を見るとなかなか悪くない、と思えてきた。
とはいえ、このフィルムがもう手に入らないことが、改めて残念で仕方ない。
持っている在庫を使い切ったときのことを考えると憂鬱になるほど。
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アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。
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