Film test 3/4 (35)
最近気になるステッカー。
PERUTZ Primera 200
*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*
久しぶりに初めてのフィルムを買ったので、テスト撮影。
モノクロを含めて4種類を購入したので、同じカメラとレンズを使い、
同じような天候、時間帯、場所、被写体で毎週試してみた。
ちなみに曇りの日でも撮るものによっては、晴れの日はどんなレンズでも、PLフィルター使用。
初回だった前回、同時プリントを頼むのを忘れてしまったので、
このあとのフィルムもインデックスのみ、勘で補正してネガからスキャン。
3本目はPERUTZ Primera 200というフィルム。
スキャンしてから気づいたのだが、ショップの説明には「AGFA系列」と書いてあった。
まず、「系列」の意味がよく分からない。
名前はいかにもドイツっぽい。でもMade in Japan。
かなり情報の少ないフィルムなので、とりあえずアグフア系ということで、
スキャン後のデータを多少アグフアっぽく補正してみた。
ただ、スキャンした時点ではまったくアグフアっぽさはなかった。
AGFAのどれとも印象は似ていないし、補正前のスキャンデータに、独特の色被りもない。
色は置くとして、写りもやっぱりアグフアっぽくはない。
その後調べた感じでは、ドイツのPERUTZという会社がAgfaPhotoブランドに吸収されたらしい。
このフィルム、セットが安かったせいで今回一番たくさん買ったフィルム。
撮った当初は特に可もなく不可も なくという印象だったので少し後悔したが、
今になって見てみるとそう悪くない。むしろ、使い方によってはいいかもしれない。
全体的にあっさりめの印象だが、こんなベタベタな写りもする。
ただ、前回は黄葉、今回は紅葉に目がいってしまって、やはりテストには不充分。
しかしこの写真の流れたボケ方など、普段私が使うフィルムにはないもので美しいし、
山茶花の木の立体感や光の描写も優れていると思う。
*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*
さて、ここまでの3本がカラーフィルム。もちろん違う日だが、少し比較を。
左がラッキー、右がミツビシ。
空の色。左から、ラッキー、ミツビシ、ペルツ。
山茶花の花。同じく左から、ラッキー、ミツビシ、ペルツ。
母子草。左がラッキー、右がペルツ。
左がラッキー、右がミツビシ。
*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*---*
アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント