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2009/01/02

About Nobody 2009(28)

02

 

ほぼ

 

だれもいない

 

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第2弾。第1弾はこちら

 

このショットが、意図したわけでもないのに1年前とほぼまったく同じ。

この場所が撮りやすいのだろう。

 

1月2日、時間が遅かったせいもあり、やはり人も車もかなり多い。

今振り返ってこの写真だけ見ていると、奇跡のようだ。

この日はフィルムもテーマに合っていたし、よく撮れていると思う。

シャッターチャンスは本当に一瞬なので、構図やピントを合わせるのも一瞬。

ワンショット1枚の銀塩使いは、こんなときはデジイチがあれば楽なのに、と思う。

 

撮影場所は麻布十番、南麻布、広尾、白金、高輪、六本木。

六本木ヒルズで撮っていたらフィルムが切れ、翌日に持ち越したが、

次の日はまったく撮れず、後悔した。前日なら誰もいなくなっていたのに。

 

特に大変だったのが、魚籃坂下の交差点。

元旦の朝の寒さの中、ひとりでガードレールに座って30~40分も待った。

その甲斐あっていい写真が撮れたのだから報われるが。

 

10

 

この企画、道路を撮るだけでも楽しいうえに、目的意識もあって萌えるのだが、

本当に撮っている間、誰もいなくならない。

そして、

きた!!!!

と思ってシャッター押そうとした瞬間、横道から車か人が出てくるのは当たり前。

この一台さえいなければ・・・

などと思ってると、あれよという間に後続車や人が増え・・・。

そっちに行かないで…そこを曲がって…という心の中の祈り虚しく、

たった一人、一台のために、すべてが振り出しに戻るの繰り返し。

だけどだからこそ、撮れた時の喜びも大きいのだろう。

まさにシャッター切り終えた瞬間に、車や人がファインダーに飛び込んでくる。

 

16

 

歩行者優先 空

 

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アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。

 

 

 

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