About Nobody 2009(28)
ほぼ
だれもいない
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第2弾。第1弾はこちら。
このショットが、意図したわけでもないのに1年前とほぼまったく同じ。
この場所が撮りやすいのだろう。
1月2日、時間が遅かったせいもあり、やはり人も車もかなり多い。
今振り返ってこの写真だけ見ていると、奇跡のようだ。
この日はフィルムもテーマに合っていたし、よく撮れていると思う。
シャッターチャンスは本当に一瞬なので、構図やピントを合わせるのも一瞬。
ワンショット1枚の銀塩使いは、こんなときはデジイチがあれば楽なのに、と思う。
撮影場所は麻布十番、南麻布、広尾、白金、高輪、六本木。
六本木ヒルズで撮っていたらフィルムが切れ、翌日に持ち越したが、
次の日はまったく撮れず、後悔した。前日なら誰もいなくなっていたのに。
特に大変だったのが、魚籃坂下の交差点。
元旦の朝の寒さの中、ひとりでガードレールに座って30~40分も待った。
その甲斐あっていい写真が撮れたのだから報われるが。
この企画、道路を撮るだけでも楽しいうえに、目的意識もあって萌えるのだが、
本当に撮っている間、誰もいなくならない。
そして、
きた!!!!
と思ってシャッター押そうとした瞬間、横道から車か人が出てくるのは当たり前。
この一台さえいなければ・・・
などと思ってると、あれよという間に後続車や人が増え・・・。
そっちに行かないで…そこを曲がって…という心の中の祈り虚しく、
たった一人、一台のために、すべてが振り出しに戻るの繰り返し。
だけどだからこそ、撮れた時の喜びも大きいのだろう。
まさにシャッター切り終えた瞬間に、車や人がファインダーに飛び込んでくる。
歩行者優先 空
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アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。
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