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2008/07/05

夢(35)

Dream_island_3407

 

覚めて夢の如し

 

 

眠りの世界のできごとが夢ならば

この現実さえ

目覚めてるだけの夢かも知れない


そこが地で
あれが天だと
決めるのは誰だろう


僕 らは夢の中で生き

夢でまた夢見るだけの

地球という星の

宇宙という中の

小さな細胞のひとつ…


醒めてなお
夢の如し

醒めてこそ
世は夢の如し

 

 

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記憶にある中では、初めての夢の島。
でも、子供の頃に行ったことがあるのではないだろうか。
この日は、前の週に車でそばを通ったと きに見た橋がどうしても渡りたくて行った。

夢の島、と言われると、ゴミの島、という言葉を思い浮かべる、
私は最後の世代だと思う。
子供の頃、母親たちが口にしていたのをぼん やり記憶しているだけだ。

そのイメージが強かったので、最初に車を停めた公園に足を踏み入れて驚いた。
考えていたような荒涼とした埋立地、ゴミの臭い・・・などは まったくない。
人が閑散とした公園には、緑がうっそうと茂っていた。
ただその茂り方のどこかに、何か不思議な感じがする。
まるで そう、地面のはるか下に埋め固められた昔の「ゴミ」たちの、
魂が湧き出るような気を感じてしまう。
念。生命のないものたちの生命力。そん なものを。

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さて、公園は本来の目的ではなかったので、橋を目指してひたすら歩いた。
揺れる橋をこわごわ渡り、目当ての見晴台?にたど り着く。
が、本来徒歩で渡る人などいない橋。かなり危険。早々に退散しました。
天気も望んでたほどの夕暮れではなかったし・・・。

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それにしても、楽しい1日だった。
あの、地の底から湧き上がってくる何かの感覚は経験がない。
近いうちにまた訪れようと決めて、暗くなる頃その場所をあとにした。

この日はEOS55とkissの2台持ちで、久し振りにベビーを使ってみた。
組み合わせは55にズームで期限切れビスタ400、
kissIIIにベビーでウルトラ。
モノクロのものはいつもはしないのだが、ソフトでモノクロ変換。
全体的に、ものすごく気に入っているアルバムのひとつで、気持ち的に転機でもあった。

あまりに自分がこの場所に心奪われるので調べると、
夢の島ができたのは1969年。私が生まれた年。
自分が惹かれる場所やものを調べると、
同じ年、または1~2年の誤差でできたものが多い。
何がどう作用するかは複雑なのだろうが、きっと無関係ではないと思う。

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アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。

 

 

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