ガラクタ玩具箱(16)
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3月9日、20日の写真。カラーはKodak 400 ultra、モノクロはAgfa APX 400。
銀塩に入ったきっかけは、もとはといえばこのHOLGA。
それも「元祖」と言われる機種120S。
プラスチックレ ンズ、 フラッシュなしは当然で、マスクさえフォーマットは4.5×6のみ。
6×6にするには自分でなんとかするしかなかった。
形 だけの絞りの切り替えを(気休め程度なんだけど)改造したり、
光漏れを減らすために中ブタをつけたり、
フィルムがたるま ないように隙間用のスポンジテープを貼ったりも。
最近HOLGAをはじめた友達の話やショップサイトを見ていると、
今はスポンジも標準装備されているし、
マスクに至ってはなんと、2種類が用意されて至れり尽くせり。
これには驚いた。機種 の増殖も著しい…。
私が持っているのはこの120Sのほか、
フラッシュ内臓の120SF(当時はこれが 最新だったかも)と、
ガラスレンズのWOCAという機種で、こちらは短い間しか製造されていなかったようだ。
そもそも一眼でAGFAを使っているのも、考えてみるとこのHOLGAの流れ。
私の中ではフィルム=AGFAだっ たんだな、と、改めて実感したりもして。
POLGAやエフェクトキットが出た2004年ごろから、
コストに 負けて撮る機会がなくなり、やがてまったく撮らなくなった。
それから3年以上…。
久しぶりのHOLGAは、思っ ていた以上に楽しかった。
これでコストさえかからなければもっと撮るのだが。
そんなわけで、買うだけ買って結局使わずじまいだったキット初挑戦。
これも発売当初に手に入れたもので、カラーフィルター4、
分割イメージレンズ×3、ソフトサラウンドレンズ×4のセット。
確かに面白い画像になるけど、分割イメージは分厚いし、持ち歩きも面倒。
じっくりHOLGAを楽しめる性格ではない自分にはちょっと無理かもしれない。
このあと試したカラーフィルターは結構気に入っているが、
それでもフィルター交換の手間などを考えると二の足を踏んでしまう。
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アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。
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