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2008/03/09

ガラクタ玩具箱(16)

08

 

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3月9日、20日の写真。カラーはKodak 400 ultra、モノクロはAgfa APX 400。

 

銀塩に入ったきっかけは、もとはといえばこのHOLGA。

それも「元祖」と言われる機種120S。

プラスチックレ ンズ、 フラッシュなしは当然で、マスクさえフォーマットは4.5×6のみ。

6×6にするには自分でなんとかするしかなかった。

形 だけの絞りの切り替えを(気休め程度なんだけど)改造したり、

光漏れを減らすために中ブタをつけたり、

フィルムがたるま ないように隙間用のスポンジテープを貼ったりも。

 

最近HOLGAをはじめた友達の話やショップサイトを見ていると、

今はスポンジも標準装備されているし、

マスクに至ってはなんと、2種類が用意されて至れり尽くせり。

これには驚いた。機種 の増殖も著しい…。

私が持っているのはこの120Sのほか、

フラッシュ内臓の120SF(当時はこれが 最新だったかも)と、

ガラスレンズのWOCAという機種で、こちらは短い間しか製造されていなかったようだ。

 

そもそも一眼でAGFAを使っているのも、考えてみるとこのHOLGAの流れ。

私の中ではフィルム=AGFAだっ たんだな、と、改めて実感したりもして。

 

POLGAやエフェクトキットが出た2004年ごろから、

コストに 負けて撮る機会がなくなり、やがてまったく撮らなくなった。

それから3年以上…。

久しぶりのHOLGAは、思っ ていた以上に楽しかった。

これでコストさえかからなければもっと撮るのだが。

 

そんなわけで、買うだけ買って結局使わずじまいだったキット初挑戦。

これも発売当初に手に入れたもので、カラーフィルター4、

分割イメージレンズ×3、ソフトサラウンドレンズ×4のセット。

確かに面白い画像になるけど、分割イメージは分厚いし、持ち歩きも面倒。

じっくりHOLGAを楽しめる性格ではない自分にはちょっと無理かもしれない。

このあと試したカラーフィルターは結構気に入っているが、

それでもフィルター交換の手間などを考えると二の足を踏んでしまう。

 

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アルバムはメインサイト路地裏の花たちにて。

 

 

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