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2005.02.11

『[全現代語訳] 日本書紀 【上】』

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★★★★★

[全現代語訳] 日本書紀 【上】/宇治谷 孟(訳)

ようやく上巻が終わりました(笑)
ほかの文献を参照したり、名前のルビを読むのが一苦労だったりで
なかなか進みませんでしたが、結局2回読みました(笑)

途中、一度じゃとても把握しきれないと気づいた時点ですぐに再読するつもりでいたのですが、それでも追いつかないんじゃないかとうすうす感じ始め、2度目はこんなものを作りながら読んでみました。
おかげで名前もすんなり読めるようになったし、人物相関図の理解が深まりましたが、これに集中している自分に疑問を感じなかったわけでもありません(笑)
上記は上巻分としてもまだ未完ですし、これから下巻を読んでそのまとめ、さらには古事記、続日本紀と読み進んでそれもまとめられたら…と思っています。果たして実現することやら。

と、余談はさておき。

ある意味『決して答えの出ないミステリ』しかも『ほぼ実際にあったこと』という内容なので、そういう観点からしてもとてもおもしろかったです。
中でも私的には、やはり神武東征の際のニギハヤヒ(スサノオの子孫)の謎、諸説で三百数十歳まで生きたという竹内宿禰の実態、履中天皇の章と雄略天皇の章とに登場する妃の草香幡梭皇女の出自がはっきりしないので同一人物なのか否か、このあたりが気になっている部分です。

その時代を自分の目で見ることができない限り、科学的根拠や反証がどれほどあったとしても何一つ実証できるわけではない古代史。
だからこそその謎の多くに惹かれ、想像が広がります。
私は逆に『これはありえない』とされている記述も『もしそれが事実だったら?』と思いながら読んでみましたが、それも一興だと思います。

日本史、古代史に興味のない方や敬遠されている方、そんな『ミステリ』としてこの本を読んでみてはいかがでしょうか。
文体は(名前以外)至って読みやすく、普段読書に慣れている方なら思っているよりずっと楽に読破できると思います。

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