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2004.10.13

『蹄鉄ころんだ』

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オススメ!

蹄鉄ころんだ/シャーロット・マクラウド

このシリーズ、登場人物の個性、情景、設定、どれをとってもマクラウドの作品の中で、いや、数あるドメスティック・ミステリの中でも群を抜いているのでは。

1作目『にぎやかな眠り』ですっかり虜になったバラクラヴァものの第2弾では、
今回の主役ともいうべきストット教授の尊敬&愛すべき人柄やその風体、
新しくバラクラヴァにやってきたヘレンの親友イデューナの登場、
さらには前回はあまり見せ場のなかったトールシェルドも大活躍で
ますますパワーアップしているのが、ファンとしては嬉しい限り!

突然の銀行強盗、誘拐から始まって血なまぐさい殺人、陰謀と、
ミステリの要素はこれでもか!というほど詰まっているにもかかわらず、
やはり最後まで絵本的なムードも失われてはいないのが不思議。
この独特の空気は、数多いユーモアミステリでもこのシリーズだけだろう。

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