『曲った蝶番』
そして、悪い意味ではなく、最近書かれているミステリとこの時代に書かれた
ミステリはずいぶん変わったものだな・・とふと気づかされることになった。
この作品を例にとると、舞台演劇が基本になっているというか、
場面場面の切り替えがどうしても幕間の暗転を思わせる。
反面、現代の小説は映画的とでもいおうか。
物語としては、多少まとまりがなく、詰め込みすぎな感もあるのでは。
結果として『偽の』ファーンリ卿であった人物の真相や、
『真の』ファーンリ卿のおかれた状況あたりではなるほどと思ったものの、
後半ではもう少しひねりや意外な展開を期待してしまった。
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