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2004.10.25

『赤い館の秘密』

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★★★★

赤い館の秘密/A・A・ミルン

『くまのプーさん』の作者が人生の中でたった一冊だけ書いた長篇推理。
ということで1921年の古い作品だが、まずまず楽しく読めた。

目立ちたがりでもてなし好きな地元の金持ち、
マーク・アブレットの住むのは通称『赤い館』。
いつものように館に客人を招いていたとき、事件は起こる。
ならず者といわれる兄が15年ぶりに館に帰ってくるが、
ものの数分と経たないうちに殺されてしまったのだった・・・。

常連の客と、偶然居合わせたその友達がホームズ&ワトソン
となって事件解明に望む姿はちょっとユーモラス。
最後に謎が解明される手法に古さを感じるが、
全体的にのんびりしたムードで血なまぐささもない。
古き良き時代を感じる良作ではないだろうか。

そういえばあの人物、最後まで一度も登場しなかった。

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