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2004.10.07

『にぎやかな眠り』

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オススメ!

にぎやかな眠り/シャーロット・マクラウド

大好きなシャンディシリーズの第1弾となる本書を、久しぶりに読み返してみた。
今にして思えば、そもそも本書がユーモア・ミステリと出会った最初だった。

シャンディシリーズと書いたが、私の中では『バラクラヴァ農大・シリーズ』である。
というのも、このシリーズはバラクラヴァ郡はバラクラヴァ・ジャンクションという
架空の地の架空の大学が舞台となって数々の事件が展開していくのだが、
その独特な土地柄、卓越した大学のシステム、個性的過ぎる登場人物たちが
なんとも魅力的に、よく描かれているからだ。

特に好きなキャラクターは、悪魔並みの巨躯・迫力を持つバラクラヴァ大学長
トールシェルド・スヴェンソン(若き日のオーソン・ウェルズにぜひ演じてもらいたかった)。

物語の中では架空だが、Balaklavaという地名はオーストラリアに実在する。
作中に登場するバラクラヴァ・ブラックというとてつもない農耕馬たちがいるのだが、
1889年にはBalaklavaという牝馬も実在していた。
それが物語に関係あるのかどうかは不明だが・・・。

ちょっぴり昔風で、思い切りローカル。
ときどき毒のあるセリフをさらりと言ってのけるシャンディやヘレンだけど、
どことなく絵本を見ているようなほのぼのしたユーモア・ミステリ。

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