『奈落の水-公事宿事件書留帳四』
菊太郎をはじめ登場人物たちの描写も素晴らしいが、
同時に江戸時代の京の様子も活き活きと描かれている。
一話完結の短篇でありながら、時間の流れ、人の入れ替わりもあり、
連作としても楽しめる作りなのがまた嬉しい。
感情移入がしやすいのだ。
第四巻となる本書では、『末の松山』が特に人情深く、心に染み入る。
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